枕のお話


枕の高さについてお話させて頂く事がよくあります。


アジャストメント後は特に注意を促す目的でそうさせていただいております。


そんなとき普段皆さまがお寝みになられているときの枕の高さと


実際に身体が楽になるその高さの違いに驚かれることが多々あります。


それは何を意味しているのでしょうか。



これまで作られた枕のイメージは外部からの情報を


無意識に受け入れてご自身が作り上げていたものであり、


身体が欲するものとは必ずしも一致していない、ということでしょう。


「枕ジプシーになってしまって・・・」と仰る、あるいは同様の日々を


過ごされる方の殆どは「結局また合わない」という結論に辿りつくことが


多いようです。


「合わないからまた違った枕に替えてみよう」はある意味 


該当業界の経済活性化に貢献するかも知れませんが、肝心のお身体に


とってはその解決になっていない、手を変え品を変えられるだけになる


ということです。


枕のせいで「枕を割る」のでは本末転倒ですね。


枕を例にあげてお話をさせて頂いておりますが


睡眠に関する「外部からの情報」を「無意識に受け入れた」ことの結果が

                                                              
首がつらい、肩がつらいになり 延いては睡眠の質に関わり、


日中の仕事の質から生活の質に至るまで連鎖していることは


言うまでもありません。


因みに肘枕をしながらの寝「テレビ」は


首の変位を起こす可能性を合わせると


上記合わせて「3つ」の意味で今日からやめられたほうがよいでしょう。


睡眠時に解決、修復されるはずの多くのことが、その質を落としている


ことでいつまでも解決されないままになっているのです。



解決の為の答えが外部に無ければそれは内側にあります。



何を受け入れるかをもう一度御自身と話し合ってみては如何でしょうか。


そして「頭」も「身体」も納得しておやすみください。



そのほうが「枕を高くして寝れます」ね。




私事ですが、アジャストメントを受けてからここ二年近く


枕はしていません(仰向けのときは)。


お蔭様で 頭痛、肩凝り、生理痛は一切縁がありません。



膝枕は好きですが(笑)。

コメント