見落とされがちな大切なもの。

ひとの顔、形ひいては体型は皆異なります。


それは顔の骨の形状や骨格がそもそも異なるから。


さらに紐解けばその骨格を為すひとつ〃の「骨」の形がまた異なるからであり


それを形作る遺伝子情報が異なるからですね。



スペシフィックはそのひとの基準をご本人の「SHE」に委ねます。


生まれる前からそのひとの全てを識る内なる叡智が


適応に向かってはたらき


私たちはその適応表現としての結果を観察します。


アジャストメントはそのひとの生活上の適応の幅が広い心身に


なってゆく為の刺激であり


心身をその方向へ向かわせる為の原因作りです。


平たく言えば「快活に生きる力は皆持っているので、その邪魔、妨害だけを


取り除き、あとは放っておこう」というもの。


              初回 

 

              3回目




写真は69歳の男性。


40年以上 「腰から大腿部にかけての痛みがあった」そうですが、


ある特定の姿勢のときはその痛みが治まるのだそうです。


つまり「生活上の適応の幅」が狭かったのですね。



アジャストメントは第一頸椎を計3回 (3か月間で3回ご来院戴きました)。



今は特定の姿勢以外でもその痛みはすっかり消え去ったそうです。


軽い運動もらくに続けられ、糖尿の数値もかなり改善されたとのことです。



Mさんの内なる叡智が本人にとっての最適な基準に合わせ


「いつ」「どこを」「どのように」変化させるかを粛々と進めていった結果です。



ご覧の通り見た目はほとんど変わっていません。


でもそれでよいのです。


基準は世間で言う「均整のとれた身体、あるいはそのイメージ」とは


必ずしも一致しません。



術者などの外部の基準で他者をどうこうしようとするものではなく


あくまでご本人の内なる叡智が決めてゆくのです。



スペシフィックの哲学が判りやすい一例として今回UPさせて戴きました。


写真提供にご協力戴いたMさん ありがとうございます。


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