人間、そのときの気分や心の持ちようで
外の風景や景色の見え方が変わってきます。
希望に満ち溢れているときや恋愛中や 嬉しい事、よいことがあったとき。
あるいはその反対に行き詰まりを感じているとき、悲しいとき 苦しい時。
目に見える世界そのものがなにか変わってしまったように感じる事さえあります。
「目」というのはいわゆる視覚的な機能であると同時に心に映ったものを
外界に反映させているといえるかもしれません。
また、そのときの心の姿勢がそのまま「目つき」となって顕れます。
この「目つき」と言う言葉に示されるように
あえて言葉は何も語らずとも その目を見る側に
確かなメッセージを残すこともあります。
もちろん見る側の目にも「それ」を捉えるチカラが備わっているからですが。
いずれにしても不思議な器官です。
今週お越し戴いた方(私よりご年配の女性)と
世の中のことからだのこと 様々お話をさせて戴きましたが
お話している話題によって目の表情が変わります。
生きいきと たまには沈みがちに。
ときに笑いジワを寄せて(←す、すみませんっ!)。
ただ、どんな表情であれ その目から発するチカラを
しっかりと感じる事が出来ました。
1年以上まえ 「ものが歪んで見える」 ということでいらっしゃいました。
深刻なお手紙も戴きました。
検査の結果アジャストメント。
半年前お逢いした時(このときはノーアジャストメント)
実はまだ目薬が手放せないという状態でした。
ですが今週お話したときは目の事などひとつも話題に出てきませんでした。
むしろ趣味のお話や 他人の心配をされていましたね(;^^)。
目薬も卒業され、もう目の事は忘れてしまったようでした。
肝心の見え方。「歪み もうない」そうです。
この女性のイネイトは今回もさりげなく
そしてご本人にも気付かれないほど いつの間にか
その過程を終えていったようです。
心なしか表情が若返っていたように見えたのも
目が変わり心まで変わったからかもしれませんね。
ご縁がありますように と五百円札を置いていってくださいました。
ありがとうございます。 懐かしい~ 岩倉具視(いわくらともみ)さんのお札。
きょうはサルトル(仏)のお誕生日。
彼ともしご縁があったなら彼にもアジャストメントさせて欲しかったなと思います。
でもそしたら その哲学そのもの
そして世界の歴史が変わってしまったかも知れません。
彼の斜視があって 彼の哲学なのかもしれませんから。
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