最近お話しさせて頂いた男性のかた
首と腰の痛みを訴えていらっしゃいました。
最初の自覚からもう4年くらい経つとのこと。
そうなるきっかけが何かあったかどうか
伺ったのですが「何も思い当たらない・・・」と。
首(頸椎5番~6番)が いわゆる「ヘルニア」の状態に
なっていると診断をされたとのことでした。
ただレントゲンやMRI検査の結果では「何も異常が無い」と
言われたそうです。
話を替えてご趣味のゴルフのお話しをされたときには
「疲れ方が尋常じゃない」と仰っておられました。
色々お話しくださり ありがとうございました。
ご協力感謝致します。
当ブログをお読みの皆様はもうお気づきかと思いますが
レントゲンには残念ながら圧迫された神経までは写りません。
写るものだけを原因分析の対象としていればおのずと上記のような
結論 異常なし になるでしょう。
ただ私たちは「それ」が原因であると受け止めています。
つまり 目に見えない 方です。
見える側が 見えない側に何かを作り出している という見立てです。
①頭の乗り方が変わり くずれ続けているバランスを取ろうとして
不自然に重力に抗いはじめ どこかに過度に負担がかかりはじめた
結果「腰が痛い」。
②圧迫され続けている神経系が原因となりエネルギー不足となった
諸器官が 機能低下 を起こし
尋常じゃないほどの疲れやすさを感じさせている のであろうと
仮説を立てています。
どちらも原因は首のわずかなスリップです。
①②の複合でも 日常生活するだけで必要以上にからだを酷使して
いることと同じですから疲れ方、消耗度は高いと言えます。
そしてこれは「余裕のなさ」を産み出す原因になってゆきます。
片手でこなせる仕事を 今は両手を使わなければこなせない状態
になっている感じといえば分かりやすいでしょうか。
ひとにより 生活環境により もちろん差異はありますが
普段と異なる生活や、慣れないこと、旅行、運動、食べ物
人間関係、お天気等の変化において調子を崩しやすく
なったりすることがあります。
首のスリップを起こすだけで 調子を崩すきっかけが増えてしまう
=自ら増やしてしまっている と言いかえる事が出来るでしょう。
反対に「それ」がないかたは
「こう見えてわたし丈夫なんですよ~」的な状態のかたなのかもしれません。
ただ、それらの因果関係に気付けば
私たちには方向転換できるチカラが備わっています。
何歳でも どんな状態であろうとも
可能性を残しています。
・・・やや大風呂敷を広げてしまったようなので
「自然なところまでは戻る」と付けくわえさせて下さい・・(**)。
サインをだす ということはそういうことです。
人間は案外「強いもの」なのか「弱いもの」なのか。
それとも そのどちらもなのか。
どちらもありますし どちらにもなれる ということでしょうね。
熊。
かわいいも怖いも 危険もおとなしいも すべては私の思考の産物。
熊は熊。(出演:青森県 五所川原の熊)
ちなみに動物たちもヘルニアになります。
「二足歩行」の人間の専売特許ではないということですね。
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