ご無沙汰の更新

①「腰と首(肩)が凝ってて痛いですね。いつもこうです。

そしてだいたい〇側です。ひどいときは頭痛と吐き気がしてきます。」


このケースは多いと感じます。

あちこちからサイン、体の声が発せられているのだろうと思われます。

②「元に戻るだけなんですね」

その通りです。

アジャストメント後は変化の過程を経て

自然な状態に落ち着く、という感じでしょうか。

③「そこを軽く押されるといつも咳が出るんです」

″そこ”とはもちろん上部頸椎にほかなりません。

(申し訳ありません。軽く押したのは私です。もちろん検査のためですが。)

環椎のなかには呼吸を大きく左右する何かがあるということでしょう。

人間も呼吸によって外と繋がり生命を維持できています。

呼吸は生体の状況を左右します。

皆様の呼吸 調子はいかがですか? 

④「最後に(アジャスト)してからもう1年以上なにもやってない。」

なにも、とはいわゆる治療の類のことを指しておられました。

以前は定期的にどこかへ通われていらしたようです。

以前の通院先からそのように言われたのか あるいは

こういうものは「通うもの」と思われていらしたのかはわかりませんが。

今はご自身の体が日々解決してくれているのでしょう。

ご本人が気付かぬうちに。

⑤「腰がまた痛くなってきてな~。いや 首は大丈夫なんだよ~。」

すみません、″戻り“が起きているかもしれません。

そして同時に前回 首を治した、という印象も

与えてしまっていたかも知れません。

前回 腰はもちろん首も治していません。

厳密に言えば何も治せません、私には。

⑥「体調が悪いんですよ。しっかり寝てもだるさが抜けないんです。

おまけに血圧も上がってしまってるんです。」

お話を伺ったところによると食生活が気になります。

なかでも「量と質」のうち「質」のほうです。

皆様ご存知のように食生活はそのまま体調表現になります。

まさに内側から、です。

前回 痛みを見事に取り去ってくれた「何か」は

今回 食生活について、さらにはその食生活を引き寄せるに至った

原因に気付くようサインを出しているのかもしれません。

人間は重力に対するバランスの調整と食べたものの消化に

大幅な生命力を注ぎ込むように出来ています。

逆に言えば重力に対しいつも楽にバランスがとれ、消化にも過度に


負担を掛けない状態が好ましいといえるでしょう。

それは体に異変・問題が起きても生命の力をその問題の解決に

集中させることができるということを意味します。

血圧という数字はともかく 体調が戻るような方向に

修正してみましょう。 


およそひと月ぶりの更新です。

今回は最近の皆様との会話の中で印象に残った言葉を綴ってみました。

さて日本列島も次の季節へまた変わろうとしております。

流転と繰り返し。

今月も残り半分。

どうぞよろしくお願いいたします。



時は言葉もなく、挨拶もせずに過ぎてゆく(アラブの格言)。

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