師走

川口市スポーツ協会のご縁で

川口マラソンの沿道警備のお手伝いをさせて戴きました。

今年で36回を数える大会です。

年齢や距離などによってカテゴリー分けをし

6600名を超える参加者だったようです。

先頭を走る選手たちは皆

いわゆる陸上選手然とした感じの方々でしたが

毎年ユニークな衣装で参加される選手も多くいるのが

この大会の面白いところでもあります。

今回はスーツ姿で走る選手もいらっしゃいました。

勿論ネクタイ着用の上下スーツでした( ゚ ゚)


私も昔はスーツで走りましたが

それには特定の条件がありました。


「会社に遅刻しそうなとき」だけです(;^^)。


ここ数年この大会のお手伝いさせて頂いている中で記憶に残った印象深いのが

スパイダーマン選手 タイガーマスク選手 消防隊選手

ダグラス・マッカーサー元帥選手などなど・・。

皆、「そのまま」でしたからさぞ大変だったことだろうとご推察申し上げます。



(会場に向かう朝5時台の歩道。歩く人もチラホラ。冬の朝もよいものです。)


ただ 沿道で楽しませて戴きながらも やはり

選手たちの走る姿を「生体表現」として見ている自分がいます。

皆長い距離を走り、苦しい中様々な走り方をされています。

走る音をよく聞くと着地の音が左右で違うひと 

少し傾いて走るひと 片腕だけ伸ばして 片腕は曲げて走るひと。

汗がすごいひと そうでもないひと。

皆それぞれの背景や条件の中で大会を迎えて力走していらっしゃる

のでしょう。

イネイトもきっと今ある状態のなかで絶え間なく

そのひとの最も楽な姿勢を取らせながら

最も生体維持可能な発汗をしながら 

つまりは適応しながら

協調路線でゴールを目指しているのだと感じました。


いつも脳裏をかすめるのが 

スペシフィックが纏うイメージは

携わる私たち自身が持つイメージに過ぎず

本来は人類にとってもっと遥かに有益なものとなり得る

潜在価値を備えているということ。

BJの遺した言葉をどれだけ汲み取れるか 腑に落とすことが

できるか。

それもこれも携わる私たち自身に懸かっていることは

間違いなさそうです。


時々検査にお越しくださるM様に戴いた品々。

お陰様で我が家は今年もこれで乗り切れそうです(;^^)。 

ありがとうございます。

旦那様にも宜しくお伝え下さいませ。




「今までに一体どれだけ走ったか。残すはたった42キロ。」




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