Right

世の中右利きが圧倒的多数です。

もののデータによりますと約9割が右利きだそうです。

とうぜん左利きは少数派となります。


今もあるのかはわかりませんが子供のころ、左利きだと

親に右利きに矯正されたりする習慣もありました。

子供のわたしにはなぜなのか謎でしたが。

サウスポーとか左腕のピッチャーとか響きがカッコよく聞こえたのを覚えています。

ホームラン王、世界の王さんも左打ちでした。


ちなみに私は右ですが。

ただ、昔スポーツの強化のためにいろいろと左も使えるように訓練したものです。

その名残でいまも歯磨きは左。

おしり拭くのも左です。これ、訓練しはじめのころは失敗すると

大変な事態を招くことになります。ご注意ください。

今は達人なみに上手です。ご安心ください。

おはしもまだ左で使えるかもしれません。


で、SHE'Sではアジャストメントを行う際、その方向等をイメージして行います。

こちらからこの方向にこんなふうに、という具合です。

これクライアント様おひとり毎に異なるものなんです。

似ているんですが実はいろんなパターンを事前に想定しているんです。

そもそも頭部の骨格もお肉の厚さも皆さん異なりますから

たとえ同じようにアジャストメントしたとしても

そこに生じる反応は千差万別でしょうけど。


さてそのイメージを割り出す分析材料にもしかしたら利き腕や、その人口比率などが

関連しているのかもしれないんですね。

このニュアンスのことはスペシフィックの基礎を学ぶ際に読みました。

ただやはりその関連性も絶対的ではありません。

生体のことですから万人に共通する法則はありません。

そのひとなりの秩序やルールがあります。

形に嵌めるような観方は気を付けなければいけません。

そういう点ひとつとってもすごく深くて面白いですよ、人間の体って。



↓今週　いったんご卒業された

クライアント様との雑談で出た話題。


「道徳上・一般通念からみて正しい」「適切である」「右」「右派」「右利き」

これぜんぶ「Right」の和訳です。

権利ってことばもそういえばこれです。


昔、福沢諭吉氏がこれを権利ではなく通義と訳すべきだと言われたという話が

ありますが、私もそのほうがしっくりくる気がします。

「将来の医者は薬をつかわずに骨格、栄養そして病気の原因や予防法に

注目するようになるだろう」   By トーマス・アルバ・エジソン

久々に描いてみた人物画。


左利きだった発明王。そしてBJのお友達。

エジソンさん、あなたの言葉を今世界中のカイロプラクターが

使わせてもらっています。

感謝をこめてBJの分までアジャストメントさせて頂こうかと思います。


＊BJ =B.J.Palmer
スペシフィックを飛躍的に発展させたひと。