検査

お越しいただいたクライアント様が 

アジャストメントを要するのかどうか

あるいはサブラクセーションがあれば

それが全身にどのような表現をしているかを

施術前に検査をします。

そのときクライアント様の主訴とは別の箇所の

異常がいくつかみつかったりします。

首の動きをやさしく確認

太さが左右で違っていたり

長さがが違っていたり

<ビフォー>
姿勢を把握してみたり。

左右で腕の可動域に差が出ていることが多いです。

前後の筋肉も触って分かるちがいが出ています。


<アフター>

意外な部分の張り具合が左右違っていたり

可動域が左右違っていたり

検査の段階でからだのふしぎな反応に驚かれる方も多いです。

アジャストメント

施術後は今日からの生活の上でのお話など。
世間話、雑談多め。


たとえば腰痛のご相談で

お越しになられた方の検査をすると

姿勢などの目視しやすいことのみならず

腕や肩の可動範囲が不自然に狭くなっていたり

アゴがじつはよく開かなかったり

呼吸が浅かったりすることは

実はよくあります


脚の太さの違いから長さの違いまで

発覚することも多々あります。


全身どこがどんな状態なのかを

一緒に把握してゆきます。


こういったことが全身にわたってみつかり

お話はいつしか主訴とはかけはなれた

ことにまで広がってゆきます。

皆さん堰を切ったように今まで感じていたことを

話してくれたりします。

これも関係あるのかしら、と。


「悪い」のは腰だと思っていたら

あちこちに何か起きているのが見つかるわけですから

そりゃそうなります。

でもそれでいいんです。

体は繋がっているんですから。


むしろ

体を部位や症状に分けて細分化して

診るだけならばそれは

なにか違うような気さえします。


点を見ることも全体を観る姿勢もどちらも

大切で必要な事だと思います。



このように、実はご自分だけでは

気付けていなかった状況の中に

自覚できる症状があるんだ

ということをなんとなく認識されます。


といっても

あちこちなにか見つかったからといって

ぜんぶ私がなにかして差し上げるわけではありません。

もうご存じとは思いますが。

(できませんし)


スペシフィックは個々の症状の一本釣りはできません。

いわば投網なんですね からだ全体への。

全身をすみずみ網羅する神経網というアミを

ぶん投げるわけです。


実際にはアミは体に備わっていますので

アミを伝わってゆく神経伝達エネルギー

をアジャストメントで大放流するイメージです。


もちろん発射のスイッチは上部頸椎です。

放流された脳からのエネルギーは

アミを伝わり筋肉へ、内臓へ、細胞へ

ぐんぐん伝わり始めます。


スイッチですからちゃんと入ればおしまいです。

入っているスイッチをさらに入れることは

出来ませんから。

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