目は口程に物を言う。昔からある諺ですよね。

目って脳とすごく近くでつながっていますから当然といえば当然です。

考えていることが無意識に目に現れるんでしょう。

併せて言えば顔の筋肉も脳とすごく近いです。

顔の神経は敏感ですからなにかを感じ取るのもそれを表すのも豊かです。


会話の中身によって表情がひきつってみたりこわばってみたり

まぶたが上がったり下がったりします。

口では「楽しそ~」とか言っていてもその表情には関心のなさが

読み取れていたり逆に無言で話を聞いていても話の内容に惹きつけられている

様子がありありと目や顔に現れていたりします。

恋愛感情でも「アナタに気がある💛」や反対に「ゼッタイにサトラレたくない」

がそのまま表情に現れますよね。

漫画の描写も目が💛だったりメラメラとした🔥で描かれます。


それを見た人も瞬間でなにかを感知するんじゃないかと思います。

目と脳がストレートにやりとりしちゃうんでしょうね、お互いに。

感じるんですから考えはじめるよりはるか前に。


なにかを見た時の直感もこんな脳と目の距離感が関係しているかもしれません。

でもだから見えるもの、見える情報には気をつけねばならないことも多いと

言えるんじゃないでしょうか。

見た目といったひとの容姿もそのひとつだと思うんです。

巧みに装われていたらそれこそ己の直感に気付かず

騙されてしまうことだってあります。

よくもわるくも装い以上に相手に伝わってしまうものがあります。

「案外ひとがよさそう・・」とか「打算的なかんじ・・」とか。


人相などもそのひとつだと思います。

そのひとの顔のどこがどうとかは具体的にわからないんですが

なんか感じる違和感とかといったものを私は割と大事にしています。

心や脳が神経を経て顔の筋肉に影響を与えてそういう「顔」を

つくるのでしょう。

「おまえ見いひん顔やな。どっからきたんや。 まさか手ぶらやないやろな」

 私と目が合ったエビ(?)の頭の中はコレに間違いありません。


目が泳いでる、死んだ魚のような目をしてる

目に力がないなんて言葉がありますが

大切なものを失ったり、生き甲斐や目標を見失ったり、自信がなくなったり

すれば誰だってそうなります。

そもそも目標や目的と言う言葉には目という字があてられています。

ビジョンとかも語源は目に係わっています。


目を合わせようとしないなんてのもなにかを察知されることが

わかっているからなのでしょうか。

あるいは意図的に「あなたとは通じ合いたくない」とかの意思表示目的も

ありますね。上から目線なんていうのもあります。


色々羅列しましたがこんなふうに目にはそのひとのそれまでの人生や

無言のメッセージがこめられているようです。


目には心や脳、からだの状態のヒントが隠れているように思うんです。


ウチにこられたことがきっかけで目が変わったなんていう方がいたら

私はメチャクチャ嬉しいです。

健康という側面にとどまらず人生がよい方向に向かうきっかけとして

貢献できるならとても幸せです。


むかーし心にこれと言ったものがなんにもなく目が死んでいたときの

自分を思い出すと「よかった」と心から思います。

なんせ目が死んじゃうような心の状態のときって

なにをやるにもエンジンが掛からないんですから。





目覚めたら世界が変わる。☏048₋282-3490


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