「医療は引き算」という言葉があります。
人体には余計なことをせず、むしろ不要と思われるものは
どんどん引いてゆくという意味。
生体はその内在する力によって異常を解決出来るように出来ている、
逆に言えば、余分なことをすればするほど身体はその対応に追われ
本来の生命維持、活動、再生といったチカラを削がれてゆく
ということを言い表した言葉でしょう。
スペシフィックは独自の分野であり、いわゆる「医学」では
ありませんがこの考え方には相通ずるものがあります。
私たちの先人が様々な仮説、実験、検証、改善を
何年も重ね、それこそ気の遠くなるような時間を紡いで辿りついた形
つまり、余計なものをどんどん引いていった結果が
調整は「首の一か所のみ」という答えだったのですから。
それは同時に「内在する力」と「それを妨害する何か」
そしてそれらと一体となる「法則」の存在を認識する
という哲学に繋がってゆきました。
写真男性はいわゆる猫背と鼻炎が 見える範囲で 変化が確認できました。
アジャストメントは1回。
3週間開けての検査も「戻り」は無しとの判断でしたので検査のみで終了。
ただ、アジャスト後2週間目に
急に片膝に謎の激痛が起こったそうです←(;^^)すみません。
けれどじっとガマンされ一日経ったら何故か消えたとのこと。
頭痛も治まり今は好調なようです。
ときどきお伝えするのを忘れることがありますが
(開き直っております)
アジャスト後 変化の過程で「痛み」やその他反応が
出る事があります・・・・・ので、できれば「ガマンしてくださいませ」。
首一か所の1回の調整により姿勢つまり「バランス」と
鼻に関わる「機能」の2つが見える範囲で
同時進行の変化を遂げた例でした。
内在する力を妨げていた原因のみを1回の刺激で
取り除いた結果、姿勢と機能という生命の2大表現が変化し
新しい適応を始めたということでしょう。
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