精力善用自他共栄

精力善用自他共栄。

嘉納治五郎師範の遺された言葉。



人間に与えられている精力を

善用することで

自他ともに栄える。


力そのものに善悪はない。

その使われ方と結果を説いている。

・・・と思う。


電気だって同じ。

このパソコンも

スマホもテレビも電車も

ぜんぶ電気で動いている。

ときどきトラブルがあったとしても

電気が悪いとはならない。

使い方を誤ったときその方向で

結果が出るだけ。


人間も

精力を存分に善用できるか

ダウンさせてしまうかの分岐点が

首。


ここが自然か不自然かで

本人の意志とは無関係に

生命の方向やその現われ方が

変わる。

自然ならほぼ問題ない。

タバコ吸おうがお酒飲もうが

多少やんちゃしても

自力でなんとか元に戻ります。

発するエネルギーも温和。


不自然なら次から次へと

いろいろ出てくる方も多いです。



ちなみに柔道でも最初に自然体を習う。

それは適応の幅が広いからだ。

技も人体や自然の法則を理念としている。


首も自然なら調整の必要はない。


善悪の判断は

なかなか難しいけれど

多数の人が喜ぶ

建設的であるといったことは

善としてもよいのかもしれない。



ところで嘉納治五郎師範て

ご存知ですよね(^^;)?

柔道の創始者です。

柔道の実践と哲学を

同時進行させた方。


世の中

技術だけならたくさんおられます。

哲学だけもたくさんおられます。

その二つが車の両輪のように

同時進行となると極めて稀少です。


そして結果を出すとなると

超稀少です。

再現性が高い「なにか」を

発見したとしか言えません。


嘉納師範とB.J.パーマーが

重なってきました。



六本木の新国立美術館で行われている

書法展にお誘いいただきました。

ありがとうございました<(_ _)>。


帰りに入ったらーめんやさん。

9割近くが外人さんたち。

なんだかこっちが外人さんみたいな図。

そして麺をすすらずに静かに食べている。


思い切ってすすったほうが

旨いと思うんだよなぁ・・・。

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