火ではなく火元を。

いわゆる対症療法云々ではありません。

症状を抑え込むことにとらわれると

症状を生み出す

根本的な原因を放置してしまう

可能性が高いことのほうを

お伝えしたいと思います。

火ではなく火元のほうです。


例えばクライアントのK様

かなり重い腰痛でSHE'Sにご来院されましたが

アジャストメント後数日で

痛みの消失ならびに呼吸器系の改善をも

同時に自覚されておられます。

要は呼吸が

「ラクに深く入るようになった」

のだそうです。

SHE'Sでは呼吸もチェックいたしますので

その後ご自分でも意識を向けて自己観察して

くださっていたようです。

ありがとうございます<(_ _)>。


わたしの意見ですがK様の

多角的な変化に加え

呼吸支配の神経圧迫が取り除かれたのだと

思います。

逆に、それまでは浅い状態が

あたりまえになっておられたのでしょう。

よくある傾向です。


息を止められると人間は数分も持ちません。

生命維持の終了です。

息が止められないまでも

よけいな干渉を受けることは

生命維持によけいな干渉を受けているのと

同義です。

浅い呼吸で生命維持の必要エネルギーが

十分取り込めなくなってくるのです。

溜息が多いなどもその生体からの

表現といえます。

日々の生活はその状態で

アクセルを踏んでいることになります。


その後K様(70代)は

なんだかだんだん元気になっている

様子を伺うと

フタ(上部頸椎)の開閉ひとつで生命力は

どうにでも転ぶ と感じます。


腰だけに意識を奪われていたら

この結果はまた別のものになっていたでしょう。


いわゆるなんらかのご病気を抱えたかたの

その多くが最終的に肺炎にむかうことを

考えれば慢性症状の内部関連と

本当の原因のありかと優先度が

おのずと浮き彫りになってくると思います。


健康は健全から。

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